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地質調査部門 GEOLOGICAL SURCVEYING

社会資本整備の事業を通じて、社会貢献を目指しています。

地質調査とは、地質・土質・地下水など地下の不可視部分について、地質学や土質工学などの知識や理論をベースに、各種手法を用いて、その「形・質・量」を明らかにすることです。 当社では、データの整理や分析のみで終わることなく、目的に応じた解析や判定を行っています。また打合せや作成する報告書は、依頼者が望む技術的情報が的確に、分かり易く表現できるように心がけています。


当社の特徴・業務内容

当社の受注業務は、社会資本整備に関わる事業が多いことから、軟弱地盤調査から岩盤落石調査まで多岐にわたります。その中でも特に好評な分野が、斜面崩壊や地すべりの調査です。
当社には、測量部門・設計部門があることから、狭義の地質調査のみに終わらず、詳細な対策工法を理解した上での適切で効率的な地質調査を行うことができます。
専門力に加え、そのような総合力を評価していただき、緊急性の高い業務や高度な技術力が必要な事業を終えた時には、依頼者から「御社が受注して良かった」という言葉をいただきました。


物理探査・検層

速度検層、電気検層
弾性波探査、電気探査
地中レーダ

地表調査

地質踏査
水文調査
落石調査

ボーリング調査

各種ボーリング調査
地質調査

室内土質試験

室内土室試験
サンプリング

地下水調査

間隙水圧測定
揚水試験、流動層検層
流向流速測定

地すべり

測量、地質調査、対策工の設計

斜面崩壊

測量、地質調査、対策工の設計

さく井

水源開発
井戸設置工事


地表踏査

平成24年7月の九州北部豪雨により阿蘇カルデラ壁上部で発生した斜面崩壊現場について,崩壊状況の把握と対策工法の計画を目的とした地表踏査事例です。
最大1時間雨量108mm,最大24時間雨量507mmの豪雨によって,斜面や谷底の土砂が土石流となって下流の民家まで到達しています。調査結果から崩壊原因を特定し,最適な対策工法の立案を行っています。また,今後の対応策として,崩壊予想箇所の地形条件の抽出や雨量計の設置計画といった提案まで実施しています。

地下水調査

集中豪雨による都市型水害を想定した雨水貯留浸透事業の一環として実施するシールド工事が,地下水にどの程度影響するかを把握するために行った地下水調査事例です。
シールド工事は,阿蘇4火砕流堆積物の第1帯水層と,阿蘇3火砕流堆積物の第2帯水層を横断する計画です。地下水の流向流速調査には,直接的に地盤中の流速が求められ,且つ測定が容易な「溶液濃度追跡型(熱量法)」を採用し,それぞれの帯水層毎に解析を行って地下水流動モデルを作成しています。